'97 Peace Talk in Tokyo
新聞等で紹介されました。

[朝日新聞] [毎日新聞] [読売新聞] [週刊金曜日] [合格レーダー] [朝日新聞2]


 新聞によって着眼点が違うところがおもしろいです。朝日は演劇、毎日は背景と高校生アンケート、読売は証言を主に取り上げています。朝日は演劇をとても大きく扱ってくれました。また、その後3週間あまり経ってからアンケートの集計結果を取り上げていました。
 朝日新聞の記者はリハーサルを見て記事を書いたのだと思いますが、元従軍慰安婦の孫が聞いた話を皆に説明しているシーンで、実際に聞いているところを観客に見せたので、みんなで聞きに行ったと勘違いしています。合格レーダーの「朝鮮人の祖母を持つ仲間が祖母の体験を語り出す」という表現の方が正しいと思います。
朝日新聞 97年11月22日 写真付き   ホームページ
【タイトル】
平和への祈り 高校生演じる
慰安婦テーマ 脚本は手作り
明日世田谷で

【前文】
 「従軍慰安婦」をテーマにした演劇を、都内の高校生たちが二十三日に世田谷区松原二丁目の日本学園で上演する。題材選びや脚本づくりも、自分たちで手がけた。高校生たちは「どうしたらみんなに分かってもらえるか、考えた。平和への思いを伝えたい」と話す。平和について語り合う「東京の高校生 平和のつどい」の中で演じる。

【本文】
 芝居は劇中劇の形で進む。主人公は、文化祭の演劇に、教師から「従軍慰安婦」の話をやるように言われた生徒たち。「おもしろくない」と思った生徒たちだったが、クラスにいる在日朝鮮人の生徒の祖父から体験談を聞いてみることにした。生徒たちは祖母と会い、従軍慰安婦への理解を深めて演劇に取り組むことになる展開だ。
 参加したのは、都内の十三校に在学する二十五人。平和についての思いをぶつけあい、二年前に[平和のつどい」で語り部として登揚した元従軍慰安婦の女性を題材にすることにした。祖母の体験談は雑誌や新聞にあった元従軍慰安婦の記事などから組み立てたという。都立大森東高三年生の榎本経子さん(17)が脚本を書き、ストーリーやせりふはみんなで練った。
 つどいでは「戦争体験」や、憲法を題材にした[男女差別」「ごみ問題」などについても分科会で話し合う。開場は午前九時半、参加費は中学生無料、高校生二百円、学生五百円、大人千円。

【写真説明】
自分たちでストーリーを練った演劇「従軍慰安婦」のけいこをする高校生たち=世田谷区松原二丁目の日本学園で


毎日新聞 97年11月22日  ホームページ
【タイトル】
今年は憲法テーマに 高校生平和のつどい

【本文】


読売新聞 97年11月22日  ホームページ
【タイトル】
「平和」考える 高校生の集い
23日

【本文】
 都内の高校生たちが平和や社会問題などについて考える「平和のつどい」が二十三日、世田谷区松原の日本学園高校で開かれる。
 三回目の今年は、日本国憲法の施行五十年を記念して、戦争や教科書訴訟といった憲法に関わる問題の当事者を招き、「証言」をしてもらうのが狙いだ。
 証言では、旧日本軍の七三一部隊に配属されていたり、「三光作戦」に参加した元兵士らが体験を語る。
 午前十時から。入場料は中学生以下無料、高校生二百円、大学生五百円、大人千円。問い合わせは「東京の高校生平和のつどい実行委員会」(⊂△⊃3431・0913)へ。

※⊂△⊃は電話番号の記号


週刊金曜日 97年11月5日 写真付き  ホームページ
【タイトル】
東京・目本学園高で
平和を考える高校生の集い
【本文】
 都内の高校生が平和や憲法について考える「’97東京の高校生平和のつどい」が一一月二三日、東京・世田谷区の日本学園高校で開催された。
 この集いは九五年から毎年一回行なれれ、今年で三回目。もともとは同校の社会科研究部と都内各地域の「高校生平和ゼミナール」のメンバーが、戦後五〇年を機に高校生が平和を考える集まりができないか、と活動を始めたもの。現在は都立・私立含めて五〇校以上から、約六〇人の高枝生が実行委員会に加わっている。
 今年は約六〇〇人が参加した。メイン会場では、オリジナル曲を中心としたパンド演奏のあと、[従軍慰安婦」をテーマにした演劇が上演された。シナリオも生徒によるもので、従軍慰安婦についての認識が全くなかった生徒たちが、同級生の祖母の従軍慰安婦としての体験を知ることにより、日常の「平和」の意味を考えるようになっていく、という筋書き。都内一三校から参加した二五人が熱演した。
 その後、七三二部隊での生体実験や従軍看護婦としての体験などを聞く分科会が一六のテーマで開かれた。HIV訴訟の原告が「HIV感染者として」というテーマで行なった証言には教室一杯の約五〇人が集まった。生徒からの「感染後、友だちをつくることに抵抗はないのか」という質問に、今は友だちにも恋人にも感染を隠さずに話すようにしている。でもやはりときどきスネてしまう。周りの人は僕たち感染者にどんどん近づいてきてほしい。それは忘れてほしくない」と語った。
 ついでテーマごとに別れての「話し合いの分科会」。援助交際、恋愛、ガイドラインなどについて、司会進行も生徒がつとめて語りあった。「学校への提言」というテーマには中学二年生から一八歳の専門学校生まで約三〇人が参加、[話し合いの結果は提言としてまとめて文部省に持っていき、学校を変える」という前提で、学校はなぜ[ダルい」のか、その原困は何なのかについて話し合った。
 最後に全員が講堂に集まり、「’97東京の高校生平和アピール」を採択、華やかなパンド演奏で幕を閉じた。
(編集部 小長光哲郎、写真も)

【写真説明】
それぞれ異なる高校からの“混成バンド”による演奏で幕を開けた。


合格レーダー 98年2月号 見開き2ページ 写真11点
【タイトル】
「平和って何?」 身近なところから 仲間と一緒に考えよう

【本文】
 11月23日、”東京の高校生 平和の集い"〜'97 Peace Talk in Tokyo〜"が、世田谷区にある日本学園高校で開催された。
 この集会は、都内で活動中の「高校生の平和ゼミナール」に参加するメンバーの呼びかけで95年にスタート。今回は約60名の高校生が実行委員として参加した。今回のテーマは『憲法施行50周年の今、歴史の真実を見つめ、憲法を学び、身近なところから「平和って何?」を考え、多くの仲間とともに自分の生き方を見つけていこう』というもの。
 午前10時に開会してから、この日1日で600名に及ぶ中学生、高校生、大学生、一般の社会人が参加。実行委員16名によるバンド"LOVE PEACE ALL STARS"がテーマソングなどを演奏した後、同じく実行委員が“従軍慰安婦”をテーマにした演劇を披露した。題材選びから脚本まで、自分たちで手がけたのだという。
 ある高校を舞台にしたもので「朝鮮人家族」の劇を演じるように教師から言われた生徒たちが、それに不満を感じていたところ、朝鮮人の祖母を持つ仲間が祖母の体験を語り出すというストーリー。
 祖母の体験談は、雑誌や新聞などの元従軍慰安婦の記事からピックアップして組み立てた。その迫真の演技もあって、会場からは「かわいそう、私だったら耐えられない」という声も……。
 全体会のあとは、「戦争体験」「私たちの暮らしと憲法」という2つの分野に分かれ、体験者から話を聞く“証言の分科会”と、現在の日本や世界が抱えている様々な問題をテーマにした“話し合いの分科会”が開かれた。それぞれ自分が興味を持つテーマの分科会に参加し、初めて会う人々に最初は戸惑いながらも、本音で語り合う姿が各会場で見られた。
 閉会式には、ゲストのメッセージシンガー、会沢芽美さんの歌と語り『未来色(あしたいろ)したあなたに〜今、沖縄から〜』が披露され、各地の平和ゼミナールの活動報告、アピールが発表された。「平和を身近なところから考え、これからも頑張っていこう」という全員の熱い決意のもと、会は締めくくられた。

【写真説明】


朝日新聞2 97年12月16日
【タイトル】
いまどきの10代、平和には敏感
高校生が憲法意識調査
「戦争放棄」に 6割以上が共鳴
「良し悪しわからない」も相当数

【本文】
 「護憲派」ではないが、平和は大切――。都内の高校生グループが、この国の憲法について高校生約四千人にアンケートしたところ、こんな結果が出た。 (つづく)