Subject: [東京高校生平和ゼミナール活動報告] Vol. 01 97.09.17
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
東京高校生平和ゼミナール 活動報告
「平和ゼミナールの活動が手に取るように分かる!」 Vol.01 1997.09.17
http://www.tt.rim.or.jp/~hot/heisemi/
(http://www.a-vip.com/heisemi/)
77部◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
このニュースレターは購読を申し込んだ方、東京にある高校のWebMaster等に
配信しています。購読開始及び中止は、平和ゼミナールのホームページまたは
メールで受け付けています。ホームページにはバックナンバーもあります。
========================================================================
本日よりこのニュースレターを配信いたします。このニュースレターにより少
しでも平和ゼミナールのことが分かっていただければ幸いです。
感想やどういったことを取り上げて欲しいといったことをぜひ教えてください。
現在はひとりで発行しているので限界はありますが、なるべく応えていきたいと
思います。
【What's New?】 ホームページ更新情報・会議の決定状況
●最後の全体会での講演者決定!
第1希望だった山田洋次さん(映画監督)は当日来られないことになり、第2
希望の会沢芽美さん(沖縄の語り部の方)に決定しました。
この方は全国高校生平和集会in沖縄の平和集会で、語りをやっていただいた方
です。家事をするまねをしながら高校生の自分の息子に語りかけているという設
定で歌を交えて沖縄戦の話をします。単なる講演よりも興味を引かれるようです。
この決定に対して、「1000人規模の集会の全体会では名前で客を呼べる人
の方がよかった」という声もありましたが、高校生による挙手で決まってしまっ
たので仕方がありません。
沖縄で一度聞いた人を自分たちの大切な集会に著名人を押しのけて呼ぼうとい
うのですから、よほどよかったのでしょう。
ちなみに、第3希望ドリアン助川さん(叫ぶ詩人の会ボーカル)、第4希望灰
谷健次郎さん(作家)でした。
【日程】 今後のPeace Talk in Tokyoの実行委員会等の日程
● 9月28日(日)午前10:30〜 PeaceTalk運営委員会
●10月05日(日) 第4回PeaceTalk実行委員会
●11月09日(日)午前10:30〜 第5回PeaceTalk実行委員会
★11月23日(日・祝) ★Peace
Talk in Tokyo★日本学園にて
【特集】平和ゼミナール基礎知識
●平和ゼミナールとは
平和ゼミナールは全国の多くの県にあり(今年の長崎集会に来ただけでも33
都道府県)、東京には地域ごとに11あります。普段はそれぞれの平和ゼミナー
ルが独立して研究やフィールドワーク等をしているのですが、「全国高校生平和
集会」の時には全国から、「Peace Talk in Tokyo」の時には東京から平和ゼミナー
ルが集まります。また、今年の3月には1泊2日で、長野の松代(第二次大戦末
期に大本営を移転しようとして、朝鮮人等を強制労働させて大規模な地下壕を掘っ
たところ)に主に関東近県(遠くは京都から)の平和ゼミナールが集まって平和
集会を開いたこともありました。全国集会を全国の高校生で作ろうとする事は物
理的に不可能なので広島・長崎・沖縄・長野など地元の高校生が計画し、そこに
全国から招くという形を取っています。
●Peace Talk in Tokyoとは
Peace Talk in Tokyoの場合は東京中から高校生が集まって、「実行委員」とい
う形で作っていきます。必ずしも平和ゼミナールに所属している人だけが実行委
員になっているわけではありませんが。実行委員会は4月頃から始まって5回ぐ
らいしかありません。それでは1000人規模の集会は作れないので、それを補
完するものとして「運営委員会」と「パート」があります。また、3月以前にも
実行委員会の準備会として実行委員会とほぼ同規模の会が3度ほどありました。
実行委員会ではただ物事を決めるだけではなく、毎回必ず「学習」というものを
開きます。元731部隊員や沖縄戦の体験者等を呼んで証言を聞いたり、運営委
員が調べてきてそれを発表し、それについて話し合うというものです。物事を決
める際も100人近くの人数では議論できませんので、10人以下の分散会に分
かれて議論したものを持ち寄ります。学校ではなかなかできない、「話し合い」
というものに力を入れています。
運営委員会とは、実行委員会で決めるには細かすぎるものを決めるため、実行
委員の中から有志が行うものです。現在、20名ちょっといますが、希望があれ
ばいつからでも参加することができます。
最近も、Peace Talkのテーマを運営委員会で案を出し、実行委員会で意見を求
めたら「『憲法50周年の今』とあるのは流行に流されているだけではないか。
憲法を考えるのはいつでもできる。よって削除せよ」という意見が出され、「そ
れでは運営委員会で話し合いましょう」となりました。しかし、昨年は「事務局」
というものが決定権を持ちすぎて実行委員から批判を浴びました。そこで今年は
名称を改め、決定権を縮小したようです。
そして、パートです。パートというのはそれぞれの実行委員が自分の興味のあ
る仕事をするというもので、証言・話し合い・演劇・バンド・アピール・展示・
メッセージ等があります(詳細は次号)。平和ゼミナールに来ている人には出た
がりが多いらしく、演劇20数名、バンド10数名いるのですが、証言6名、話
し合い4名、その他ぼちぼちで0名のところもあるなど、事務系の仕事をする人
が少ないことに頭を抱えています。前回の実行委員会には70名くらい来たので
すが、パートに入っている人は上記の通りなのでまだ割合としては少なく、これ
からその人たちをいかに引き寄せるかでしょう。
●平和ゼミナールの予算
平和ゼミナールはほかのどの団体にも依存せず、高校生と、世話人と呼ばれる
高校教師が学校を使って活動しています。そのため、収入もないのですが、支出
も皆無です。しかし、Peace Talk in Tokyoや全国高校生平和集会に参加するには
どうしてもお金がかかってしまいます。その場合、個人からのカンパに頼ってい
ます。他の団体の行う集会でちょっと時間をもらってカンパのお願いをしたり、
労組でカンパ集めをしています。また、自分の出身幼稚園、小学校、中学校に訪
ねていって先生にカンパしてもらうということをしている平和ゼミナールもあり
ます。そのほかの収入源としては集会等をするごとに作る報告集(0円〜500
円)と、プロのカメラマンが撮ったビデオ(1500円〜2000円)の販売、
PeaceTalkの場合は入場料(昨年の場合は大人1000円・高校生200円・中
学生以下無料)があります。それによって沖縄・長崎・広島の旅行費用は半額拠
出していますが、Peace Talkでは証言者を遠くから呼ぶお金が無く、東京周辺の
人で済ませています。また、チラシ等も文化祭のような立派なものは作れず、学
校の印刷機で印刷しています。
しかし、頻繁に作成する報告集の中でもPeaceTalk等の大切な報告集は500円
で売ることを考え、印刷屋で一色印刷しています。
【次回予告】
『昨年のPeace Talk in Tokyoを振り返ってみよう』をお送りする予定です。
========================================================================
昨年のPeace Talkの報告集ができました。1部500円です。
全証言内容も載っているので資料としても使えると思います。
========================================================================
「ご意見・ご感想・こういった記事を載せて欲しい」をお寄せください。
東京高校生平和ゼミナール http://www.tt.rim.or.jp/~hot/heisemi/
========================================================================
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を利用して
発行しています。( http://www.mag2.com/ )